ソフロロジー式分娩(呼吸法①)

ソフロロジーでは妊娠中からの

○イメージトレーニング

○呼吸法

○エクササイズ

などが大切となってきます。

 

 

今回は呼吸法についてです。

 

 

呼吸法はヨガに通じるものがあります。

西洋の方よりも呼吸に関することわざや慣用句が多くある私たち東洋人は少しやりやすい環境にあるようです。

「阿吽の呼吸」「息がきれる」「息をのむ」などなどね。

 

ヨガでは普段の生活から呼吸に意識を向けます。

呼吸は自分でコントロールできますので、普段から自分をコントロールする上でも活用できますね、これは妊婦に限らず誰でも。

意識的に息を吐く、吸う。

どのような強さで?どこを意識して?

間に息を止めてみるとどれくらいで苦しい?

息をとめながら動いて、そこからゆったり呼吸に戻した時の身体の変化などは感じられますか?

 

ソフロロジーでは何種類か呼吸法があるのですが、自分の出産の時を考えると無意識にソフロロジーを行っていたのだと思いました。

まーーーー静かでしたもん私。静かにするもんだと思っていたので「声出していいよー」って言われたけど出し方わからなかったですよ。

助産師という仕事をしていることもあり、こんなお産にしたい!という思いが強かったのかもしれません。まぁそういう思いが解除されないとなかなかお産は進行しないんですけどね。産まれる少し前から声は出ていたんだろうけどそこは記憶にないです。笑

 

絶叫しながらの分娩だけは見ていてイヤ(本人も辛いし私たちも見ていて辛い…何よりご主人がトラウマになる)なのと、やはり呼吸をコントロールできていなかった方は自分自身も赤ちゃんも苦しくなりがちです。

そして産んだ後の感想やお産の捉え方がネガティブになっている方も見受けられます。

 

研修を受けた時にほんまやな~と思ったのが

絶叫したりパニックになったりする方は、何をしたら良いのかが分かっていないのです。

まぁ、想定外ということですね。

そら初めてだとなおさらわからないですよね。

どういう風にお産は進んでいくのか?

赤ちゃんはどうやって降りてくるのか?

どんな時に何をすれば良いのかがイメージできているだけでも違うと思います。

なので、普段から呼吸法を意識してイメージ練習しておくことは自分の感情や痛みの感じ方をコントロールすることで重要になってきます。

 

ヨガの先生が呼吸法をしていたらタトゥーを入れる時の痛みが全然なかった生徒さんがいた、という例を話していました。

チクチクと針を刺されても痛くなかったと。

ふむ、コントロールできてますね。

これはお産にも何にでもあてはまります。

採血の時にまだ消毒の段階で痛みを感じている?囚われている?方もいますよね。そういう方も自分の呼吸を意識するだけで違いますよ。怖がってる時息止めてますもの。

 

呼吸法だけではなくイメージトレーニングやエクササイズ、全ての相乗効果が大切だと思いますが。

 

 

呼吸法には段階があって

普段からあまり強くない時の陣痛の時期

子宮口何センチの時期(痛みが強くなってきた時期)などと進行状況に合わせて少しずつ変わってきます。

が、吐く息に集中すること(吐いてたら勝手に苦しくなって吸います)、最後の最後まで息は止めないで安定して赤ちゃんに酸素を送ってあげること。

そのあたりがポイントとなっています。

 

お産は初めての赤ちゃんとの共同作業です。

お産は自分1人でするものではないですよ。

そんなこと考えてると赤ちゃんスネちゃってスムーズに降りてこないかもしれませんよ。

赤ちゃんが陣痛の強さや間隔を調整しているようなもんですしね。

 

私はお産をトンネル抜ける時に例えることが多いのですが、トンネル(産道)、車(赤ちゃんと付属物)、ガソリンやエンジン(陣痛)が良いバランスだとスムーズに事が済みます。

トンネルの中で事故があって、そこを避けるためにゆーーーっくりと進む必要があり渋滞しているような時や、トンネルに対して車がギリギリのサイズだったり、速度が出なかったり…

何かトラブルがある時は理由があります。

その理由を取り払うために自分でできること、して下さい。

 

トンネルの整備は行き届いてますか?

骨盤を整えること、大切ですよ。

どこかの骨が出っ張ってそこに赤ちゃんつっかえたら赤ちゃんも回って降りてくるのに体力消耗、時間もかかって母子ともにぐったりしちゃうこともあります。

 

お腹が空いていたら力が出ない、身体が疲れたりします。ガソリンの入っていない車がどうやってトンネルから出られますか?牽引してもらうと楽だと思ってたりしませんか?だったらガソリン(食事)入れて自分で運転してトンネル抜けた方が、レッカー車呼んだり手続きしたりしなくて済みますよ。

っつー話です。

 

長いのでつづきます。

上野さんの本は骨盤ケア方法について詳しく載っているのでオススメです。