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親としてどうあるべきか

「発達支援が必要な子どもの多様性の理解と支援について」という研修に参加してきました。

講師はこども未来共生会理事長の中島展先生です。

園や教職者対象だったのですが、保護者として参加させていただきました。

保護者として、よりは助産師として最初に親、母となった方に関わるので何かしら関係があるだろうという思いがあったので。

 

関わる立場として、母親として話を聞いているととても共感できることだらけで涙腺がゆるくなっておりました。

お涙ほろり。

 

子どもにはみなさんの思いが伝わっていないことが多くあります。

思いを理解するには認知能力の発達が必要だから。

 

そして、それを理解しているとしてもその思いを表出することがまだ苦手だから。

認知するには視覚、聴覚、感覚など身体的な機能が関係してきます。それらを細分化して一つ一つの機能がどうかも気にかける必要がありますね。

 

だからこその1歳半、3歳児健診。

成長発達をみているのです

 

成長や発達と聞くと一般的な指標があります。

そして、目に見える部分が大きいので他の子と比較しがちです。

 

先生は他の子と比較しないでその子の特性を見るようにと。

 

私も何かしら伝える時に他の人と比べないように、見ても参考程度に、などと伝えますが、みなさん知ると比較したくなるのを知っているからです。

 

 

まずはその子を知ってください。

 

その子の葛藤に寄り添ってください。

 

責めないで、

認めて、

信じて、

ほめて。

 

怒るんじゃなくて教えていきましょう。

 

言葉と声のトーンは一致していますか?

言葉は優しくても声が怒っていたら、それは子どもにとっては「怒っている」ですよ。

 

言葉を細分化して子どもが理解しやすいように伝えて導いてあげる。

そんな風に私も実行していきます。

 

学生の頃に学んだ心理学で、母親は子どもにとっての安全基地であると学びました。

もちろんお母さんのいない子もいるので、その場合は養育者が該当するかと思います。

 

安全基地ということは、何をしても安全なんです。

何をしても崩れないんです。

皆さんもそんな安全基地でいてあげてください。

子どもに怒ってばかりだと、安全基地は安全ではないですよね。

地震多発地域になっちゃいますよね。

 

自分はどうかな?今どうかな?

そんな風に自分にといかけてみてください。

 

何よりも、子どもを認める前に、自分のことも認めてあげてくださいね。